米大統領と欧州委員長の合意、ポジティブな結果もたらした=独外相

[ベルリン 26日 ロイター] – ドイツのマース外相は、トランプ米大統領と欧州委員会のユンケル委員長が貿易摩擦の緩和を目指して合意した内容について、歓迎する姿勢を示した。

ソウルで行った会見での発言の抜粋がドイツのラジオで放送された。

マース外相は「まだ目指している結果ではないものの、自由貿易や保護主義を巡る欧州連合(EU)と米国の協議においてポジティブな結果をもたらした」との見解を示した。

トランプ米大統領は25日、ユンケル欧州委員長と会談し、自動車を除く工業製品に対する貿易障壁の撤廃に向けて取り組むことで合意した。交渉を進める間は自動車関税の発動を控えることも示唆した。[nL4N1UL601]

 7月26日、ドイツのマース外相(写真)は、トランプ米大統領と欧州委員会のユンケル委員長が貿易摩擦の緩和を目指して合意した内容について、歓迎する姿勢を示した。ベルリンで18日撮影(2018年 ロイター/FABRIZIO BENSCH)
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