中国メディア、指導部集う「北戴河会議」開催を示唆

[北京 5日 ロイター] – 新華社は、中国共産党の陳希・中央組織部長が河北省の海辺の避暑地、北戴河で休暇中の政府専門職員を訪問したと報じた。習近平国家主席に委任されたとしている。

中国共産党は毎夏、指導部が北戴河に集まって人事や党の方針などを非公式に話し合う。会議の日程などは通常、公表されないが、陳氏による訪問に関する報道が、この北戴河会議が今年も始まったことを示唆した。

習主席と李克強首相は8月に入ってから、夕方のメインニュースで動静を伝えられていない。これは異例のことで、北戴河入りした可能性がある。

新華社電によると、陳・中央組織部長には胡春華副首相が同行した。陳氏は専門職員らに対し、「強い愛国心」を維持し、「中国の偉大な復興」の実現に貢献するよう呼び掛けた。

国務院(内閣に相当)新聞弁公室はファックスによるコメント要請にこれまでのところ応じていない。

関連記事
ロシア当局は中国共産党と歩みを揃え、自国内で信仰への弾圧を強めている。モスクワ市トゥシンスキー地区裁判所は4日、法輪功学習者であるナタリヤ・ミネンコワ氏(46)について、2カ月間の拘留を命じた。
5月3日早朝、ロシア警察による法輪功学習者の家宅捜索が5件あった。「望ましくない組織」のために活動した疑惑で、4名が拘束された。ロシアの主要メディアが報じたが、法輪功に関して、中国共産党による誤った情報をそのまま流している。
フランスで、中国共産党の海外警察組織が反体制者を中国へ強制送還しようとする事件が発生した。 駐仏中国大使館の職 […]
自然死はまあ大丈夫だが、それよりも悪いのは、中国の実験室で漏れ出たコロナで何百万人もの死者を出したことだ。さらに悪いことに、その費用はすべて自由世界の税金で賄われている。中国が新たな感染症災害を招くと確信。 アメリカは、中国製の次の「殺人鬼」の誕生に資金を提供したり、協力したりすべきではない。
豪州戦略政策研究所の最新報告によると、中国共産党(中共)は、世界で人気のアプリを介して、外国人ユーザーのデータを収集し、世界の情報環境に変革をもたらし、海外での宣伝活動の影響力を増しているという。