習近平中国国家主席(Michele Tantussi/Getty Images)

反腐敗が失速? 中国問題専門家:江沢民の逮捕が急務

中国政府系メディアが19日、約19日ぶりに習近平国家主席の動静を報じた。国営中央テレビ(CCTV)は当日夜7時のニュース番組で、習主席が17日から19日の日程で開催された党中央軍事委員会の会議に出席したと、11分間にわたって詳しく報道した。

国営新華社通信は同日、同会議における習主席のスピーチ全文を掲載した。習氏は「軍に対する党の絶対的指導を堅持する」と強調した。軍の汚職摘発に触れたのはスピーチの終盤で1回のみだった。近年、大々的に展開してきた反腐敗キャンペーンは勢いを失った印象を受けた。

一方、その前日、劉少奇・元国家主席の息子、元将校の劉源氏(上将)も国内メディアに対して軍での反腐敗運動について述べた。

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