北朝鮮の脅威変わらず、非核化見極める必要=18年版の防衛白書
[東京 28日 ロイター] – 政府は28日、2018年版の防衛白書を公表し、北朝鮮の脅威に変化はないとの情勢認識を示した。6月の米朝首脳会談以降、ミサイル発射などの挑発行動はみられないものの、非核化に向けた具体的な行動を見極める必要があるとしている。
白書では、北朝鮮の金正恩委員長が、完全な非核化に向けた意思を文書で約束した意義は大きいと評価。一方、日本を射程に収める中距離弾道ミサイル「ノドン」を実戦配備しているとみられること、累次にわたる試射で運用能力が向上していることを踏まえ「北朝鮮の核・ミサイルの脅威についての基本的な認識に変化はない」とした。
米本土に届く大陸間弾道ミサイル(ICBM)の開発は、搭載する核兵器の小型化・弾頭化を実現した可能性があるとしながらも、いったん宇宙空間に出た弾頭部を大気圏に再突入させる技術を取得したかどうかは、引き続き分析が必要とした。
関連記事
米中首脳会談に向けた調整の難航や、入国禁止措置を受けているルビオ国務長官の同行、会談直後の台湾向け武器売却の可能性などが重なり、中共側は面子維持に苦慮するとみられている。
トランプ政権の第1期には、トランプ氏が北京を介さず直接金正恩と対話した経緯があり、中共は朝鮮半島問題での主導権を失うことを警戒してきたとし、今回の対北接近は、米中首脳会談を前に影響力を示す狙いがあるとの見方も出ている。
トランプ氏は15日、イランは軍事力こそ弱いものの、偽情報の拡散を得意としており、現在はAIを武器として利用し、偽情報を広めていると指摘
イスラエル軍は15日、ハマダーン市の革命防衛隊本部とバスィージ民兵組織を標的に、イラン西部への大規模な空爆を開始した。米軍は深夜、B-52長距離爆撃機を出動させ、対イラン攻撃作戦に加わった
北朝鮮による拉致被害者家族会と「救う会」の集会で、米国の対イラン攻撃やベネズエラへの軍事介入が金正恩に「大きな衝撃」を与えていると分析。現在、金正恩は妹の金与正に米国の動向をリアルタイムで毎日報告させている