NAFTA交渉の行方、日本企業に影響あり注視=茂木経済再生相
[東京 4日 ロイター] – 茂木敏充経済再生担当相は4日、閣議後の会見で、難航している米国とカナダによる北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉に関連し、「米国、メキシコ、カナダには自動車メーカーなど多くの日本企業が進出し、NAFTAを活用した企業活動も行っている」と述べ、「経過について引き続き、注視していきたい」と語った。
財務省が3日発表した法人企業統計(金融業・保険業を除く)によると、2017年度の企業の収益と内部留保が過去最高を更新した。
一方、賃上げは相対的に鈍い動きにとどまっているが、茂木再生相は「賃上げや国内への設備投資の動きをさらに力強く進めるためには、企業が生産性を向上させ、原資をしっかりと確保することが必要」と述べるとともに、人づくり革命を通じて個人がより高い能力を身に付けることで「それに見合った所得向上を実現することが必要だ」と語った。
関連記事
サウジアラビアの首都リヤドの国際空港でテロ攻撃が発生し、12人が死亡、300人以上が負傷した。サウジ主導の連合軍はイエメンのフーシ派による犯行とみて非難し、米トランプ大統領も強く糾弾している
あの香港はどこへ消えたのか。老舗が閉店し、夜の街からにぎわいが消え、失業者は15万人超。現地住民が語る変わり果てた香港の姿。自由と繁栄を誇った街に、今何が起きているのか
対中貿易赤字と中国の過剰生産への警戒を背景に、EUが対抗措置を強めている。独仏も「貿易バズーカ」の導入を共同で要求。協力重視から経済安全保障重視へと転じるEUの対中政策と、経済対立が激化するリスクを読み解く
EUは中国製ハイブリッド車などのEU向け輸出抑制で中国側と合意。対象車の輸出台数を半分以上減らせるとするが、具体策は未公表。対中貿易赤字は1日約1773億円に上り、貿易不均衡の是正が課題となっている
ルビオ米国務長官はポルトガル訪問で、欧州諸国が重要物資を中国など特定の一国に依存すべきではないと警告した。中国資本がポルトガルの電力や金融分野で存在感を強めるなか、EUも対中依存の低減を検討