全米OP決勝、涙の大坂なおみと怒りのセリーナ 共感を得られない左派メディアの論点そらし
大坂なおみ選手がテニス全米オープンを制覇し、日本人選手による初の四大大会優勝に日本中が沸いた。しかし、新女王となった大坂の涙はうれし涙ではなく、観客の審判判断を不服とするブーイングと口笛、歓迎姿勢とは言えないムードによるものだった。
米ニューヨークのフラッシュメドウズで行われた決勝戦では、大坂は前回大会の覇者セリーナ・ウィリアムズ選手をストレートで下した。この結果には、セリーナが試合中に犯した違反行為により科せられた、ペナルティによるゲーム喪失分も含まれる。
「みんな彼女(セリーナ)を応援していたのに、こんな終わり方になってしまって、ごめんなさい」。終始、集中力を崩さない見事なプレーを披露した若干20歳の大坂が、はじめてその動揺を表彰台のインタビューであらわにした。会場に立ち込めた不満、そしてセリーナによるラケットをたたき壊す、審判に対する暴言、突然の号泣といった感情的な行動に、一因があるのだろう。
関連記事
米国とオーストラリアが共同開発する極超音速巡航ミサイルHACMが初の試験投下を実施。スクラムジェットの仕組みや開発遅延、コスト、中共のA2/AD戦略への対抗手段としての役割を解説する
一人の人間は、どこまで豊かになってよいのか。マスク氏の巨万の富をめぐる議論は、資産の額だけでは答えられない。肝要なのは、その富がどのように生み出されたかという視点だ
ラテンアメリカで進む右傾化。ブラジルをはじめ各国で右派が勢いを増し、左派政権への逆風が広がっている。中南米の政治地図を塗り替えつつある潮流の背景とは
中国による米国債売却は「ドル離れ」を意味しない。真の狙いはドル資産の多様化や対米交渉における揺さぶりの誇示に過ぎず、海外経由の保有や国際的なドル支配の実態を見れば、人民元の台頭論は虚構であると暴く
便利さに流されがちな現代で、私たちはお金を通して何を生かし続けたいのか。人里離れた牧場でレストランを営む著者が、中央集権的な仕組みに対抗し、個人の消費選択が地域や未来を形づくる意義を問いかける論評