中国が貿易合意を希望、追加関税見送りも=トランプ米大統領

[ワシントン 16日 ロイター] – トランプ米大統領は16日、中国が貿易合意を求めており、同国に追加関税を課す必要がなくなる可能性があるとの認識を示した。

記者団に「中国は合意を望んでいる。彼らが取る対応についての大掛かりなリストを送ってきたが、私にはまだ受け入れられない」と述べた。

米国からの通商改革要請を受けた中国側の回答に含まれた142項目について「非常に整っている」とした上で、「主要な4─5項目が漏れている」と指摘し、これらの回答に期待感を示した。

中国との合意実現に期待を表明したが、互恵的な関係が必要とした。

トランプ政権はこれまでに、2500億ドル相当の中国製品に対する輸入関税措置を発動した。トランプ氏は米国の主張を中国が受け入れなければ、新たに2670億ドル相当の中国製品に対する関税措置を発動させる意向を示している。

トランプ氏は「行わずに済む可能性もある」「中国は合意を求めている」と語った。

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