アングル:豪が水素開発に注力、拡大する日本需要などに照準

[メルボルン 13日 ロイター] – オーストラリアが、エネルギー源としての水素の開発に力を入れている。水分が多く低品質とされる石炭「褐炭」や太陽光、風力発電を活用し、次世代のエネルギー産業として育成したい考えだ。

コンサルタント会社ACILアレンがオーストラリア再生可能エネルギー局向けにまとめた調査では、2030年までに中国、日本、韓国、シンガポールで合わせて70億ドル規模の水素需要が生じる見通しで、オーストラリア政府が供給元となることを目指す。

オーストラリアは世界最大の石炭輸出国であり、液化天然ガス(LNG)の輸出では世界2位。2019年に480億豪ドル(350億米ドル)に達するとされるLNG輸出量に比べれば、水素輸出は当初は小規模とはいえ、LNG輸出量が過去30年間で伸びたように成長する可能性があるという。

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