COP24、ポーランドで開幕 地球温暖化問題で隔たり大きく

[カトウィツェ(ポーランド) 2日 ロイター] – 国連気候変動枠組み条約第24回締約国会議(COP24)が2日、ポーランドのカトウィツェで始まった。200近い国・地域の代表が参加し、地球温暖化問題を2週間にわたり協議する。

地球温暖化対策の新たな枠組み「パリ協定」が採択された2015年のCOP21以来最も重要な協議となる。ただ、各国の意見の隔たりは大きく、今回の話し合いで溝が完全に埋まることはないとみられる。

パリ協定の採択以来、政治的なムードも一変。各国の協調体制が緩み、パリ協定は揺らいでる。

ブラジルは来年予定されるCOP25の開催誘致を撤回。トランプ米政権は週末にアルゼンチンで開かれた20カ国・地域(G20)首脳会議でパリ協定からの離脱決定を変えない方針を改めて示した。

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