ドル上昇、米中通商協議に期待 ポンドは一段安=NY市場
[ニューヨーク 11日 ロイター] – ニューヨーク外為市場では、米中が通商戦争の回避に向け協議を行う中、主要6通貨に対するドル指数が上昇した。一方、英ポンドは保守党議員がメイ首相に対する不信任投票発動に十分な支持を獲得したとの報道を受け、1年8カ月ぶりの安値を更新した。
米ホワイトハウス当局者、および中国商務省によると、中国の劉鶴副首相、ムニューシン米財務長官、ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表は11日に電話会談を実施。会談の詳細については明らかになっていないものの、シリコンバレー銀行(カリフォルニア州)のシニア外為トレーダー、ピーター・ング氏は「米中関係を巡る見通しは好転した。このことがドルの押し上げ要因となっている」と述べた。
ドル指数<.DXY>は一時97.545まで上昇し、11月28日以来の高水準を付けた。取引終盤では0.18%上昇の97.396となっている。
関連記事
トランプ米大統領は1月28日、SNSを通じてイランに対し、核問題を巡る協議に直ちに復帰するよう求め、応じなければ、より激しい軍事攻撃を受ける可能性があると警告した
イギリスのスターマー首相が27日、北京に到着した。英首相の訪中は2018年以来となる
トランプ米大統領によるグリーンランド買収提案に対し、デンマークとグリーンランドの両首相がパリで欧州の結束を訴えた。ロシアの脅威や「ゴールデン・ドーム」構想が浮上する中、北極圏の安全保障の行方を追う
トランプ米大統領は27日、アイオワ州のレストランを訪問し、記者団との会話の中で「キューバは間もなく衰退する」と述べた
英国メディアは、英高官や歴代首相側近の携帯電話が中国共産党系ハッカーに侵入されたと報じた。首相訪中と重なり、国家安全保障への懸念が強まっている