中国への渡航勧告、米政府内の変更計画は承知せず=ロス商務長官

[ワシントン 12日 ロイター] – 中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の幹部逮捕に対する中国の報復への懸念が高まる中、ロス米商務長官は12日、中国への渡航勧告について政府内で新たな決定は下されていないと指摘した。

関係筋が11日明らかにしたところによると、ファーウェイの孟晩舟最高財務責任者(CFO)の逮捕を受けて、米政府は中国への渡航について新たな勧告の発令を検討している。

ロス長官はCNBCのインタビューで、渡航勧告に関するうわさがどこから出てきたのか分からないが、カナダの元外交官が中国で拘束されたことで警戒感が強まったようだと指摘した。

その上で「われわれは何も発表していない。渡航勧告の変更について何らかの決定があったとは承知していない」と述べた。

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