ロシア下院で新法案を起草、電子決済アリペイなどの利用を禁止へ
ロシア政府は、同国内で中国モバイル決済ルールのアリペイ(支付宝)やウィーチャットペイ(微信支付)の使用を禁止する新しい法律を策定している。米ラジオ・フリー・アジアが10日伝えた。
ロシア連邦議会下院では11月7日、外国電子決済サービス企業への監督強化を図る新法案の草案2部が起草された。新法案が成立すれば、ロシア国籍の住民がアリペイとウィーチャットペイの利用を禁止される。また、ロシア人への送金サービスとロシア金融機関への振り込みも禁じられる。
いっぽう、ロシアに滞在する中国人観光客や留学生などに対して、アリペイとウィーチャットペイの使用を認めるという。
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