イランが米国民を半年以上拘束か、米国務省「報道承知」

[ワシントン 8日 ロイター] – 米国務省は8日、イランで米市民が半年以上拘束されたとの報道を承知していることを明らかにした。

ニューヨーク・タイムズ紙(NYT)は前日、海軍を退役したカリフォルニア州在住のマイケル・ホワイトさん(46)がイランを訪れた際に拘束され、昨年7月以降刑務所に収監されていると伝えた。容疑は特定されていない。

母親は同紙に、マイケルさんがイラン人の友人女性と会うため、これまでに「5、6回」イランに訪れたことや、急性ぜんそくをわずらっていることなどを語ったという。

国務省報道官は報道について問われ、「イランで米市民が拘束されているとの報道内容を把握している」と述べたが、個人情報に関わるとして詳細に言及しなかった。

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