「普段泣かない私も泣いた」心に響く二胡の演奏も 神韻の舞台
北米とパリ公演を成功裏に修めてきた、中国伝統の芸術を総合的に演出する神韻芸術団。2月中旬まで日本ツアーを展開する。1月22日オリックス劇場での大阪公演では、往年の女優や演歌歌手が鑑賞し、文化の深みを表す華やかな舞台を堪能した
女優の多喜川美佳さんは、「団員の素晴らしいダンス技能は人ができる能力を超えるほどでは」と驚嘆した様子。昨年から公演が来るのを楽しみにしていたという。
舞台表現について「天上世界はとても美しく、ダンサーたち全員は一つの舞台を流れるように形づくっていて、感心しました」「エネルギーに満ちており、若返ったかのように感じます」
建築資材を取り扱う会社社長の佐藤武司氏は「普段は泣かないが、舞台を見て涙が出た」と述べた。「神韻はどのような言葉でもいい表すことができないものがある。観衆の心の奥深くに呼びかけている」と話した。
佐藤氏はかねてから中国文化や歴史、楽器には関心があり、神韻の舞台では特に二胡の叙情的なメロディに感動したという。「演出には目を見張るもので、飽きることはない」と述べた。「オーケストラの演奏とデジタルスクリーンの調和も素晴らしい」と語った。
演歌歌手の原みどりさんは、最初に舞台の色彩の豊かさに驚いたという。「これはまさに奥深い中国文化ではないでしょうか、神韻は本質を示しています」と述べた。
五千年の伝統文化復興を掲げる神韻芸術団。日本ツアーは1月16日から2月5日まで。京都、大阪、八王子、東京、埼玉、福岡で公演を行う。神韻芸術団について詳しい情報やチケット購入については、ja.shenyun.comの公式サイトへ。
(編集・甲斐天海)
関連記事
研究では、生物学的年齢は生活習慣によって変わることが判明。運動、食事、睡眠、喫煙・飲酒の回避、ストレス管理の5つを改善するだけで、老化を遅らせ、寿命を延ばす可能性が示された。習慣の見直しは何歳からでも効果があるという。
初めての心不全・脳卒中の影に、実は99%以上が共通の4つの兆候を抱えていた――最新研究が示した「見逃しやすい危険信号」と、予防のために今すぐ見直すべき生活習慣をわかりやすく解説します。
人気食材アボカドには、歴史・性の健康・怪我・アレルギー・動物毒性まで意外すぎる秘密が満載。読むほど驚きが続く「7つの知られざる真実」をご紹介します。
数百年前の喫煙習慣が、なんと骨にまで刻まれていた──。最新研究が明かした「骨が語る喫煙の記憶」は、健康観を揺さぶる驚きの事実です。
浜崎あゆみの上海での公演がキャンセルされた後の行動に称賛が集まっている。中共政府の常軌を逸した日本への外交攻撃に巻き込まれたが、今回のトラブルはかえってチャンスを広げる結果となるかもしれない。