米、マドゥロ氏の断交受け入れず 「ベネズエラ暫定政権と外交」

[ワシントン 23日 ロイター] – 米国は23日、ベネズエラのマドゥロ大統領が米国との外交関係を断つと表明したことについて、受け入れない方針を示した。マドゥロ氏には断交する権限がないとの見解を示し、野党指導者のグアイド国会議長が率いる政府と外交を行うとした。

グアイド氏は23日、米政府や多くの中南米諸国の支持を得て、自らが暫定大統領に就任すると宣誓。これを受けてマドゥロ氏は米国との外交関係を断つと表明し、米大使館職員に72時間以内に国外退去するよう要求した。

ポンペオ米国務長官は声明で「米国はベネズエラとの外交関係を継続し、グアイド暫定大統領の政権を通じて外交を行う」と表明。「米国はマドゥロ政権をベネズエラ政府として認めず、マドゥロ前大統領が外交関係を断つ権限があるとみなさない」とした。

同長官は米外交官らがベネズエラにとどまる計画だと示唆し、ベネズエラの軍・治安当局に対し「すべてのベネズエラ国民と、同国にいる米国や他国の国民を引き続き守る」よう要請した。

また、米大使館や職員らの安全と治安を脅かす人物には適切な対応を取るとした。

関連記事
世界政府実現への努力は決して止むことはなかった。国連はその一つに過ぎない。エリートの狙いは、最も賢い人々からなる極少数のエリートによって支配される未来の世界政府だ。
多くのアメリカ人は、いまや1960年の選挙についてあまり覚えていない。 また、2020年の選挙が1960年の選挙と非常に似ていることに気づいている人も少ない。
アヴリル・ヘインズ国家情報長官によると、北京は米国や世界の選挙に影響を与える能力に自信を深めているという。 2024年の選挙に対する外国の脅威に関する上院公聴会でヘインズ氏は、中共当局は人工知能とビッグデータ分析を通じて影響力作戦のツールを完成させていると述べた。
史上最も早い時期に行われる大統領テレビ討論会が6月27日にCNNで開催されることが確認された。
バイデン米国大統領は2024年5月14日、中共(中国共産党)の不公平な貿易実態に対抗するため、複数の中国製品に […]