原油は小幅上昇、OPEC減産や米国のイラン・ベネズエラ制裁で

[シンガポール 12日 ロイター] – アジア時間の原油先物は小幅に上昇している。石油輸出国機構(OPEC)主導の供給削減のほか、米国によるイランやベネズエラへの制裁が支援材料。一方、米国の生産増や、経済成長を巡る懸念が上値を抑制している。

0102GMT(日本時間午前10時02分)現在、米WTI原油先物<CLc1>は0.09ドル(0.2%)高の1バレル=52.50ドル。

北海ブレント先物<LCOc1>は0.18ドル(0.3%)高の1バレル=61.69ドルで取引されている。

米銀JPモルガンは顧客向けのリポートで「原油市場は現在、米中通商協議に注目しており、サプライサイドのリスクが織り込まれていない。ベネズエラ産原油の喪失リスクを無視している」と指摘。米中協議で前向きな結果が出た場合には、原油市場の「関心は将来の需要の伸びに影響するマクロ的な懸念から、実際の引き締まりや足元の供給に影響する地政学リスクへと移っていくだろう」としている。

*内容を追加しました。

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