【子どもに聞かせたい昔話】ネズミに食われた鉄の天秤
昔々、ある村にジャナルダンという名前の裕福な商人が住んでいました。あるとき大雨が降り、村の近くを流れる川があふれて洪水が起こりました。村全体が水につかり、畑も家も仕事場も被害を受け、たくさんの人々や家畜が死んでしまいました。
この洪水のために大損をしたジャナルダンは、運試しに村を出て一からやり直そう、よその土地で大儲けをしてから村に戻ってまた新しく商売を始めようと考えました。家財を売り払って借金の支払いをすませると、ジャナルダンのもとに残ったのは先祖代々伝わってきた鉄の天秤だけになりました。その天秤はとても重いので旅に持っていけそうにもありません。
ジャナルダンは友達のジャナクにお別れを言いに行き、しばらく天秤を預かってくれないかと頼みました。ジャナクは「お前さんが戻るまで大事にしまっておくから心配いらないよ」と快く引き受けてくれました。ジャナルダンはジャナクの親切に感謝して天秤を預けると、新しい人生に向かって旅立ちました。
関連記事
無神論だった女性が、2度の「死」を経験したと語ります。「天国で神に会った」という臨死体験が、彼女の信念を変えました
エレベーターより階段を選ぶだけで、心疾患による死亡リスクが約40%低下するかもしれません。約50万人のデータが示した階段上りの健康効果と、1日に上る目安の階数を専門家が解説します
雨音を聞くと、なぜか心が落ち着く。その理由は脳の働きや匂いの記憶にあるかもしれません。雨がもたらす意外な癒やしの効果を紹介します
食べる量が同じでも、「いつ食べるか」で脳の働きが変わるかもしれません。47人の女性を追跡した研究で、早い時間帯に食事を済ませるグループだけに認知機能の改善が見られました
便秘の原因は水分不足だけとは限りません。中医学で考える3つのタイプと、食事、ツボ押し、排便姿勢の工夫を紹介します