神を信ずる者が失うものとは?
昔、ロシアに無神論の学者がいた。ある日、彼はある大会の会場で人々に、神は絶対に存在しないと論じた。会場にいた人々も、彼の主張は理に適っていると思った。学者は天に向かって、「神よ、あなたに本当に力があるなら、どうぞ、ここまで降りて来てください。聴衆の面前で私を殺すことができれば、私も神がいることを信じよう」と言った。学者はわざとその場で、静かに数分間待った。勿論、神がそこに降りてくることはなかった。すると、学者は周りを見回して、聴衆に向かって、「皆さんも分かったでしょう。神などまったく存在しないのだ」と決め付けた。
そのとき、スカーフを巻いた婦人が学者に言った。「あなたの理論は卓越しており、知識も豊かです。私はただの農村の婦人で、あなたに反論することなどできませんが、どうぞ、私の素朴な疑問に答えてください。私は何年もの間キリストを信仰し、神から与えられた恩恵を感じ、非常に幸せです。私は『聖書』を読むのが大好きで、読めば読むほど、私の心はキリストが与えてくださった慰めでいっぱいになります。なぜなら、キリストを信じる人は、人生にとって最大の幸福を得られるからです。仮に、私が死ぬ間際になって、神など存在しないことがわかり、キリストは神様の息子ではなく、聖書はまったくのでたらめだと分かったとしたら、生涯キリストを信じてきた私は一体何をなくすことになるのでしょうか?」
学者は暫らく考え込み、会場も静まり返った。聴衆は婦人の言うことはもっともだと思い、学者自身も婦人の単純な論理に驚いた。学者はしばらくして小さな声で婦人に、「あなたは何も失わないでしょう」と答えた。
関連記事
気分の落ち込みやストレスを感じるとき、食事は心の調子を支える一つの手がかりになります。バナナ、柑橘類、青魚、ダークチョコレートなど7つの食材を紹介します。
夏至から半夏生にかけては、陽から陰へと季節の流れが変わる節目です。しそ、タコ、オクラなどの食材を通じて、湿気によるだるさや脾胃の不調を整える養生の知恵を紹介します。
写真を撮るとき、なぜ「はい、チーズ」と言うのでしょうか。何気なく使っている掛け声には、自然な笑顔を引き出すための発音の工夫があります。
中医学では、経絡を気が巡る通り道と考え、流れの滞りが不眠や不安、こわばりなどの不調につながるとされます。日常で取り入れやすいツボ押しも紹介します。
認知症予防の鍵は、座る時間を減らすことだけではないようです。最新研究では、読書や学習など「脳を使う座り方」が認知症リスクの低下と関連することがわかりました。日常の過ごし方を少し変えるヒントを紹介します。