共産党体制維持に関わる台湾、米中軍事摩擦の衝突の火種に=米誌(SAM YEH/AFP/Getty Images)

中国の政権維持に関わる台湾、米中軍事摩擦の衝突の火種に=米誌

太平洋地域の東南アジア諸国や台湾に対して、中国政府は威圧的な経済圧力と軍事的な威嚇を強めている。米国政府と米軍は、警戒態勢を続けなければ、中国政府は自国の利益を高めるために武力を行使する可能性があり、特に台湾は潜在的な大きな火種になりえる。

米誌「フォーリンポリシー(FP)」は3月25日、評論文章で、米中のアジア太平洋地域における軍事的摩擦の高まりについて書いた。

中国軍の米軍に対する挑戦的行為は日増しに激しさを増している。その兆候の1つとして、2018年末、南シナ海で中国軍艦が米海軍駆逐艦の船首から数十メートルという危険な距離に接近し、艦船の操作者として「プロらしくない」ふるまいを見せた。

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