英BBCによると、ファーウェイはパキスタンの監視システムにWi-Fi送信カードを設置した。写真は監視システムのイメージ写真である(Matt Cardy/Getty Images)

ファーウェイ、パキスタン監視システムに無断でWi-Fi送信カード設置=英メディア

中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)が整備したパキスタンの監視システムに、Wi-Fi送信カードが設置されていたことが明らかになった。専門家は、遠隔操作による不正アクセスを警告した。Wi-Fi送信カードはすでに外されている。英BBCが8日報道した。

報道によると、パンジャーブ安全都市管理局(Punjab Safe Cities Authority、PSCA)は、ラホール安全都市プロジェクト(Lahore Safe City Project)のスタッフが2017年に同Wi-Fi送信カードを発見したという。パキスタン政府からの通知を受けて、ファーウェイは技術者を派遣し、カードを取り外した。

パキスタン政府は2016年、国内での爆弾テロの多発に対応して、ラホール安全都市プロジェクトを立ち上げた。同プロジェクトは、巨大な監視システムを有し、ラホール市の新たな緊急通報システムとなっている。ファーウェイはプロジェクトに入札し、1800の防犯カメラ・キャビネットを設置した。

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チョゴリザ山(Chogolisa)は中国とパキスタンの国境線です。海抜8611メートルあり、「K2」とも呼ばれ、世界で2番目に高い山です。山頂はピラミッドの形をしており、平均の斜度は45度と、非常に険しいです。
パキスタン南西部バルチスタン州に位置する港湾都市グワダルではこのほど、市民が中国当局の巨大経済圏構想「一帯一路」に抗議するためデモ活動を行ったことが報じられた。中国外務省の趙立堅氏は「フェイクニュースだ」と反論。
2017年、国境検問所で発生した激しい衝突により13人が死亡、80人が負傷する事態となった。この出来事により、現在は追放されたアフガニスタン政府とパキスタン政府との間で深刻な対立が起きた。
それ以来アフガニスタン政府は、この境界線が歴史的な伝統に反しており、法的にも違法であるため抗議を続けてきた