義務教育が始まると、子供の生活は親から少しずつ離れ始めます。
見えないところで我が子がきちんとやれているか、困っていないか。
それを知るためには、親子ぐるみで担任の先生と上手にお付き合いしていくしかありません。
今回は小学校の先生との上手なお付き合い法についてご紹介しましょう。
先生の意見を聞き入れる
子供が家と学校の両方を信頼するためにもっとも大切なのは、親と先生が出来る限り意見を一致させることです。
学校で学んだことについて、親からも同意を得たり、同じ意見を聞かされたりすれば、子供は「どちらも信じていいんだな」と安心できるでしょう。
そうすることで先生は「この子の親は指導に肯定的である」と察することができるようになります。
家と学校で意見を一致させるには、先生の教育方針を親もある程度知っておかねばなりません。
先生の指導を理解できるよう、気になったことは連絡帳でどんどん質問しましょう。
子供に忘れ物をさせない
親が先生について知る機会は少ないですが、先生はそれ以上に児童の親について知る機会が滅多にありません。
では先生が「この子の親は信頼できるな」と実感できるポイントとはなんなのでしょう。
答えは、宿題や忘れ物をしないことです。
子供にも、できることは自分でさせるべきではあります。
しかしあまりに子供ができていない時にフォローをするのは親の仕事です。
親が準備すべき提出物が毎回遅れてしまうことも印象悪化に繋がります。
先生と同じく親もまた、やるべきことを毎日きちんとやらなくては信頼を築けないのです。
お礼を言う
先生だって感謝をしてくれる人の方が好きでしょう。
そして大事な児童たちから誰か1人だけを特別扱いすることはできません。
だからこそ、連絡帳の一筆、電話の一本に必ず感謝の気持ちを添えることが大切です。
認められているとわかれば、先生も安心して我が子の指導に精を出せるようになるでしょう。
まとめ
家庭訪問の簡略化や連絡網のメール配信化など、親と先生の距離はひと昔前より確実に広がっています。
しかし先生との信頼関係を築くために特別なことは必要ないのです。
連絡がなく子供が元気ならば、それは学校生活に目だった問題がないということに他なりません。
先生との信頼関係ができていれば、いざという時にもスムーズな連携が取れるようになれますよ。
大紀元ウェブ編集部
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