いざ塾へ行かせようにも、どんな塾が「いい塾」なのかはなかなか見分けが付きません。
いい塾はどのように見分ければよいのでしょうか。
塾の環境
まず見るべきは環境です。
塾の教室や設備、自転車置き場の整理など、当たり前のことができているかどうかを確かめましょう。
見落としがちなのはトイレです。
清潔、かつ男女別であれば望ましいでしょう。
とくに女の子を通わせる場合、それとなく親が確認しておくと安心できます。
立地と通いやすさ
塾の帰りは遅くなりがちですから、近辺の治安についての確認は重要です。
周囲の道には照明が十分あるでしょうか?
いざという時に助けを求められる場所はありますか?
自転車で通わせるのであれば、近所まで一緒に帰ってくれる友達がいると安心です。
親しい友達も通っている塾は、子供の気持ちの面でも「通いやすい塾」という認識になり長続きしやすくなります。
しかし受験を控えている我が子にしっかり勉強をしてほしい場合には、友達がいる環境はだらけてしまって不向きかもしれません。
友達がいない塾を選ぶと、当然子供には「塾はつまらなくて通いにくい」という感覚ができてしまいます。
通塾の面でも気持ちの面でも、注意深く見守ってあげましょう。
先生
塾の先生は二種類に分けることができます。
友達感覚で楽しい授業をする若いアルバイト教師と、プロとして厳しく勉強を見る熟練の本業教師です。
当然、アルバイト教師とプロ教師では授業の質に差があります。
受験を控えているお子さんを見てもらうならばプロを頼るべきでしょう。
親の代わりに予習復習と宿題を見てもらう程度ならば、学生や若い人が多いアルバイト教師のほうがウマがあって長続きしやすくなります。
ただし、面接の際にスーツを着た塾教師が見当たらないのであれば、それは非常識です。
大事なお子さんを預かるという意識を親に対して見せない塾は信頼できません。
塾生が多く流行って見えても「子供に媚びる授業」をしている可能性が高いです。
真摯な対応をしてくれる塾を探しましょう。
まとめ
いい塾を探す前に親がしっかり考えておかなければいけないのは、塾に通わせることでお子さんをどうしたいかの1点です。
それによって、お子さんにふさわしい塾も変わります。
ニーズに合った塾が見つかるよう、お子さんとも話し合ってみてくださいね。
大紀元ウェブ編集部
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