ファーウェイ巡る英判断、最終的なものか不明=米大統領補佐官

[ロンドン 30日 ロイター] – ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は30日、中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL]を巡る英政府の政策判断が最終的なものかは定かではないと述べた。

英国はファーウェイについて、次世代通信規格「5G」ネットワークの中核部分構築への参入を認めず、限定的な参入承認にとどめる方針。

ボルトン氏はロンドンで記者団に対し「(英国の)判断が最終的な形で首相レベルに達しているのかは分からない。依然協議中であり、結論は出ていない」と指摘。「ファーウェイなどの機器によって外国政府に通信システムへの裏口が与えられる危険性について各国は話し合いを進めているだろう」と述べた。

英政府は5Gネットワーク機器の供給業者に関する調査が完了次第、議会に報告するとしているが、時期は決まっていない。

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