国連がスーダンの一部職員を一時的に移動へ、治安悪化で

[国連 5日 ロイター] – 国連は5日、スーダンの治安情勢が悪化しているとして、文民職員を一時的に移動させる方針を明らかにした。スーダンでは、民政移行を巡り、暫定的に国を統治する軍事評議会と抵抗勢力の対立が続いている。

3日には治安部隊がデモ隊のキャンプを襲撃。デモ隊に近い医師団体は、この攻撃とその後の混乱による死者は108人に達しており、さらに増加する見込みとしている。公式の死者数は発表されていない。

国連のハク報道官は、「治安上の理由から、スーダンの一部職員を一時的に配置転換している。重要任務を担当する職員は残る」と述べた。移動する職員の人数や移動先、復帰時期、残る人員の数などは明らかにしなかった。

対象は文民職員に限られ、制服組の移動はないという。

関連記事
5月5日に行われたパナマ大統領選で、ホセ・ラウル・ムリーノ・ロビラ(José Raúl Mulino Rovira)氏はサプライズ当選を果たしたが、これはバイデン政権に影響を与える可能性がある。 バイデンの綱領には、移民がアメリカ南部国境に侵入するのを防ぐためのダリエン地峡(2つの陸塊をつなぎ、水域に挟まれて細長い形状をした陸地)の閉鎖が含まれている。
米海軍と台湾海軍が4月に西太平洋で合同軍事演習を行なったと、ロイター通信が14日に報じた。台湾国防部の報道官は同日の記者会見で「海上衝突回避規範に基づき、通常の訓練を行なった」と発表した。
豪州シドニーのシドニー国際水泳センターで13日、ソーラーパネルが炎上し、数百人の学生を含む2500人以上が避難した。ニューサウスウェールズ州消防救助隊が出火の原因について調査している。
8940億ドルの2025会計年度国防予算を議会が今後数週間で審議する予定だ。ロバート・ピーターズ氏は、ロシアの戦術核兵器の優位性は「最も緊急の注意を要する」と述べた。
ロシアが最近行った戦術核兵器使用の威嚇を一見すると軽視されがちだが、「ウクライナ国外」の英軍施設への攻撃という状況は、あからさまな警戒とまではいかないまでも、注目を集めるものだ。