中国の中・南部で豪雨被害、今後4日は継続の予報

[上海 11日 ロイター] – 中国の国営メディアによると、同国中部と南部で豪雨が続き、少なくとも5人が死亡した。当局は、今後4日にわたって豪雨が続く事態に備えているという。

英字紙チャイナ・デーリーは、江西省では10日までに、洪水で1万0800ヘクタールにわたって農作物が被害を受け、家屋数百戸が倒壊したと伝えた。これにより140万人が影響を受け、直接の経済損失は26億5000万元(3億8241万ドル)に達したとしている。

一方、南西部の広西自治区では、2万世帯で停電が発生。道路や橋などのインフラが深刻な被害を受けているという。

▶ 続きを読む
関連記事
マクロン大統領は訪中で、中共が対EU貿易黒字を是正しなければ、EUは関税引き上げなどの強硬措置を取らざるを得ないと警告。中国製品の欧州市場流入が産業を圧迫していると強調した。
「対中政策に関する列国議会連盟(IPAC)」は11月8日「ブリュッセル声明」を発表。その中には臓器収奪を防止するための国際基準を定めた立法意思に関する声明も含まれている。
新疆では、かつて漢人の比率は5%未満だったが、中共政府の大規模な移民政策で現在ではウイグル人を上回る勢いで増加。習近平政権は力による民族同化へと政策を転換し、ウイグル文化そのものの排除へと踏み込んだ。「日本も他人事ではない」
ニュージーランドで、台湾独立支持を巡る中傷投稿に対し約22万5千NZドルの賠償命令。中共の越境的な言論圧力と民主主義の課題が浮かび上がった
大阪・勝尾寺で台湾を象徴する達磨アートが破壊。だが問題は「マナー」だけではない?!専門家は「反台湾感情を生む構造」が中国社会にあると指摘。祈りの場で何が起きたのかを追いました。