タンカー攻撃、イラン関与なら「非常に愚かな」行為=英外相

[ロンドン 13日 ロイター] – 原油輸送の要衝であるホルムズ海峡に近いオマーン沖で13日に石油タンカー2隻が攻撃を受けた問題を巡りハント英外相は声明を発表し、英国はイランに責任があるということに基づき対応しているとし、こうした行動は「非常に愚かな」行為だとの認識を示した。

ハント氏は「これは大きな懸念であり、既にかなり緊張が高まっている時期に起こった。ポンペオ(米国務長官)氏と連絡を取っている。真剣に注意深くわれわれ自身の見極めを行っているが、まず同盟国である米国を信じることから始める」と説明した。

その上で「今回の事を非常に深刻に受け止めており、仮にイランが関与したとしたら、非常に愚かな行為で、中東地域の平和と安定の見通しを危険にさらすということをイランに伝えたい」と強調した。

ポンペオ米国務長官は13日、事件を受けた記者会見で、使用された武器や攻撃の実施に必要な専門知識などに基づくとイランに責任があるとの見解を示していた。

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