安倍首相のイラン訪問は大きな前進、イランも高く評価=菅官房長官

[東京 14日 ロイター] – 菅義偉官房長官は14日閣議後の会見で、安倍晋三首相のイラン訪問について、イラン側も高く評価しているとの認識を示した。同国のロウハニ大統領から戦争は望まないとの明確な発言、最高指導者ハメネイ師からは平和への信念、核兵器を製造も所有もしないとの発言があったことは、中東地域の平和と安定確保に向けて大きな前進だと述べた。

トランプ米大統領が安倍首相のイラン訪問に感謝を示す一方でイランとの対話には時期尚早としていることについては、コメントは控えた。今回の訪問の成果に関しての安倍首相と米大統領との電話会談は現在調整中という。

ホルムズ海峡に近いオマーン沖で13日、日本の石油タンカーなど2隻が攻撃を受け、米国はイランの関与を指摘している。

菅長官は、引き続き情報収集中であるため予断を持った発言を控えるとした上で「現在、米国と緊密に連携して情報収集にあたっている」と述べた。

(中川泉 編集:田中志保)

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