香港の逃亡犯条例改正案、行政長官顧問「審議継続は困難」
[香港 14日 ロイター] – 中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案を巡って、香港政府トップの林鄭月娥行政長官の主要な顧問の1人で行政会議メンバーの陳智思氏は14日、反対の強さを踏まえると、改正案の審議を続けるべきだとは思わないと述べた。ケーブルTVでコメントした。
香港では今週、若者らを中心に改正案に反対するデモが激化。デモの主催団体は、週末も抗議活動の実施を呼びかけている。
陳智思氏は「これほどまでに分断が深刻になった中で、この問題の審議を継続することは現時点では不可能。非常に難しい」と指摘した。
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