中国といずれ通商合意、習氏のG20出席是非「構わない」=米大統領

[ワシントン 14日 ロイター] – トランプ米大統領は14日、中国との通商合意はいずれかの時点で得られるため、今月末に大阪で開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)に中国の習近平国家主席が出席してもしなくても「構わない」と述べた。

トランプ大統領はフォックス・ニュース・チャンネルに対し「様子を見たい。最終的にはディール(取引)を行う」と述べた。

また、中国は米国の関税措置の影響を緩和するために人民元相場を操作しているとも批判。「米国は2500億ドルの中国製品に25%の関税を掛けている。中国はこれを転嫁するために人民元相場を操作している」と述べた。

トランプ氏はこれまでも繰り返しG20首脳会議に合わせ習主席と会談する意向を示しているが、中国側は米中首脳会談の開催について確認していない。

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