米、タンカー攻撃巡る国際コンセンサス構築に注力=国防長官代行

[ワシントン 14日 ロイター] – シャナハン米国防長官代行は14日、前日に中東のホルムズ海峡付近で発生したタンカー攻撃を巡り、トランプ政権は国際的なコンセンサスの構築に注力していると述べた。

米政権は13日のタンカー攻撃について、イランが背後にいたと非難。シャナハン長官代行は記者団に対し、今回の事件には「ノルウェーと日本の船舶、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、15%の世界原油輸送」が関与しているとし、「このため、情勢悪化に備え非常事態計画を策定し、こうした国際情勢に対し(国際的な)支援態勢を拡大させる必要がある」と述べた。

ポンペ国務長官とボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)もこうした目標を共有しているという。

国防総省が中東への増派などを検討しているかとの質問に対しては、「国防総省は常に多岐にわたる非常事態に備えている」と述べるにとどめた。

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