ベネズエラに再びロシア空軍機、首都空港に着陸

[マイケティア(ベネズエラ) 24日 ロイター] – ベネズエラ首都カラカス北方のバルガス州マイケティアにあり、カラカスの空の玄関口となっているシモン・ボリバル国際空港に24日、ロシア空軍機が着陸した。ロイターの記者が目撃し、軍用機の行動を追跡する専門ウェブサイトでも確認された。

3月にはロシア軍の2機がベネズエラに到着し、国防関係者や兵士100人を乗せていたため、ベネズエラの政情不安を「無謀にエスカレートさせる」行為だと米国が非難。トランプ大統領が全部隊の撤収を求め、ロシア外務省は飛行機が運んできたのは武器売却契約に関係する専門家だと主張し、論争を巻き起こしていた。

今回目撃されたのは「イリューシン62」旅客機で、尾翼には「RA─86496」と記している。ウェブサイト「フライトレーダー24」によると、この番号はロシア空軍の所属であることを意味し、3月にベネズエラに飛来した機と一致するという。

ベネズエラ情報省とロシア国防省はコメント要請に応じていない。

6月24日、ベネズエラ首都カラカス北方のバルガス州マイケティアにあり、カラカスの空の玄関口となっているシモン・ボリバル国際空港にロシア空軍機が着陸した。写真はシモン・ボリバル国際空港で撮影(2019年 ロイター/Manaure Quintero)

6月24日、ベネズエラ首都カラカス北方のバルガス州マイケティアにあり、カラカスの空の玄関口となっているシモン・ボリバル国際空港にロシア空軍機が着陸した。写真はシモン・ボリバル国際空港で撮影(2019年 ロイター/Manaure Quintero)

6月24日、ベネズエラ首都カラカス北方のバルガス州マイケティアにあり、カラカスの空の玄関口となっているシモン・ボリバル国際空港にロシア空軍機が着陸した。写真はシモン・ボリバル国際空港で撮影(2019年 ロイター/Manaure Quintero)
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