台湾総統が今月訪米へ、カリブ海外遊に合わせ 中国は反発の可能性

[台北 1日 ロイター] – 台湾外交部(外務省)の高官は1日、蔡英文総統が外交関係のあるカリブ海諸国を今月訪れるのに合わせて米国を訪問し、同国に計4泊すると発表した。中国が反発する可能性がある。

外交部の曹立傑常務次長によると、蔡総統は7月11─22日にセントビンセント・グレナディーン、セントルシア、セントクリストファー・ネビス、ハイチを訪問し、それぞれの経路で米国に2泊ずつ滞在する予定。

米国訪問の詳細は検討中だという。

台湾の中央通訊社は、蔡総統がニューヨークとデンバーでトランジットの予定だと報じた。

これまでのところ、中国当局からの反応は見られない。

曹氏は、これらカリブ海諸国は台湾と同様の考え方を共有しているとし、訪問のテーマは「自由、民主主義、持続可能な統治」だと説明した。

蔡総統による訪米は通常はトランジット時の1泊のみで、今回の滞在は異例の長さとなる。

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