「あまりに突然だった」ギリシャのリゾートで暴風雨、子供ら6人死亡

[11日 ロイター] – ギリシャ北部を10日夜、猛烈な暴風雨が襲った。

ある医療関係者は「あまりに突然で、急だった」と当時を振り返った。強風や雨、雹に見舞われ、子ども2人を含む6人の外国人が死亡し、100人以上が負傷した。

夏の行楽客に人気の北部ハルキディキの砂浜には、がれきが散乱した。

医師らによると、負傷したのは生後8か月の乳児から70歳以上の高齢者まで。木などの落下物で頭にけがをした人もいた。

ルーマニア人の女性と8歳の少年が、崩落したレストランの屋根に押しつぶされて死亡した。ロシア人の男性と少年は、ホテル近くで倒れた木の下敷きになって死亡した。

このような天候は、夏が暑く乾燥したギリシャではまれで気象学者も「非常に珍しい」としている。

 

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