米大統領、閣議で移民制度改革・国境警備強化法案を公表=高官
[ワシントン 16日 ロイター] – トランプ米大統領は16日、国境警備の強化と移民制度改革に向けた法案を閣議で示した。移民制度改革では、移民の能力や功績に基づき受け入れを決める「メリットベース」を採用するという。政権高官が匿名を条件に明らかにした。
高官は、法案を議会に提出する時期については言及しなかった。
大統領は16日、共和党のマコネル上院院内総務、マッカーシー下院院内総務と会い、法案の詳細と今後の計画を話し合うという。
高官は、共和党内の意見対立で移民改革が頓挫した経緯を引き合いに出し、「この法案を巡り、共和党内の意見をできるだけまとめることを目指す」と発言。「両院内総務が同法案を採決にかけることを望むかどうか、打診してみる。少なくとも民主党は、共和党の一致した見解を知ることになるだろう」と語った。
高官によると、共和党の上院議員10人が同法案の共同提案者となっている。
ホワイトハウスは一部の民主党メンバ―と同法案を協議したが、民主党議員の賛同を得られるかどうかは不明という。
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