焦点:フォンデアライエン次期EU委員長、域内対立で茨の道

[ブリュッセル 17日 ロイター] – 欧州連合(EU)の次期欧州委員長となるドイツのフォンデアライエン前国防相は、移民問題から税制、気候変動、法制度に至るまで、さまざまな問題で公約を掲げることで、辛うじて欧州議会の承認を確保した。EU28カ国の首脳らは多くの問題を巡って意見が対立しており、これらの約束を実行に移すことは、さらに困難な仕事となるだろう。

あるEU高官は「彼女はたくさんの約束をしたが、われわれが実行できるかどうかはまったくの未知数。野心を持つのは良いことだが、一部の問題が極めて難しいことは証明済みだ」と語る。

欧州議会の承認投票では、賛成票が過半数374を9票上回るにとどまった。環境対策強化や加盟国の公平性確保など、左派票獲得のためにフォンテアライエン氏が掲げた公約に反発し、同氏と同じ中道右派議員の一部が土壇場で反対に回ったとみられる。

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