茂みから微かな泣き声を聞いた「守護天使」
エリシア・ローブはインディアナ州ロウェルの美しい住宅に家族と住んでいます。アメリカのトップ記事に載ったのは、エリシアがわずか9歳のときでした。何をしたかというと、小さな命を守った守護天使として称賛されたのです。
それが起こったのは、エリシアが家で遊んでいるときでした。2016年7月の月曜日、突然外に出るように駆り立てられるような気持ちを感じました。エリシアは当初、頭の中で声を聞いたと思ったようです。そして、外に出たいという感情はさらに強くなりました。
エリシアは「神様は不可思議な方法で移動する」という聖書の言葉を思い出し、裏庭に行きました。そこで微かな「泣き声」が茂みの方から聞こえてきました。
9-year-old called ‘guardian angel’ after finding abandoned newborn while playing outside: https://t.co/YakZ5uYzI5 pic.twitter.com/1BTiKq55Oe
— ABC 7 Chicago (@ABC7Chicago) 2016年7月11日
エリシアは音のする茂みの方に行き、葉をどけると、そこには赤ちゃんがいたのです。
びっくりしたエリシアは母親であるハイジを呼びに行きました。ハイジは最初エリシアが白昼夢にあったと思ったそうです。しかし、赤ちゃんを目にすると、すぐに赤ちゃんを抱きかかえました。
赤ちゃんはへその緒と胎盤がまだついたままで、蛆が赤ちゃんの裸の体中を覆っていましたが、赤ちゃんは泣いており生きていました。ハイジは娘たちに救急車を呼ぶように言いました。
9 y.o. Elysia went out to play in Lowell, IN & found a living newborn. https://t.co/NmSxg3Rvls@cbschicago pic.twitter.com/PqNOU0hoZd
— Brad Edwards (@tvbrad) 2016年7月12日
警察が現場に到着し、赤ちゃんの状態を調べました。赤ちゃんは数時間から1日取り残された状態だったようです。赤ちゃんの皮膚は日焼けしていましたが、それ以外は問題ありませんでした。
保安官たちは赤ちゃんを「奇跡の子」と名付け、エリシアは赤ちゃんの「守護天使」だと言いました。
9-year-old Indiana girl finds abandoned newborn in backyard https://t.co/QJYrzPBqHt pic.twitter.com/cd0GZaMWfQ
— CBS News (@CBSNews) 2016年7月12日
病院に運ばれた赤ちゃんは日焼けの治療を施された後、保護施設に移されました。赤ちゃんの母親の身元は後の捜査で判明し、母親は近所の未成年の少女でした。
幸運なことに、「奇跡の子」は信心深いエリシアの素早い判断で助かったのです。
(大紀元日本ウェブ編集部)