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20ドルで購入した中古ソファ その中から現金が!?

ある年配の女性が、30年間使用していたソファに41,000ドル(約420万円)を隠して貯めていた。しかし、ある日、彼女が手術を終えて自宅に戻ってくると、古いソファがなくなっていることに気づいた。

実は、娘が母親が快適に過ごしてもらえるように、少し大きめのソファをプレゼントしたのだ。一方、古いソファはニューヨークのニューパルツの救世軍(軍隊式のキリスト教団体)の店で、3人の若者が20ドル(約2,000円)で購入した。

3人のルームメイト、リース・ワークホヴェン、キャリー・グアスティ、ララ・ルッソはその古いソファにお金があることを発見し、非常に興奮した。

「あれには本当に心の底から驚きました。」とワークホヴェンはニューヨークのCBS放送で語っている。

「あのとき、近所の人達は私達が宝くじに当たったとか、何か絶叫するようなことが起きたのだろうと思ったでしょう。」とグアスティは言う。

彼らはプラスチック製の封筒をソファから引っ張り出し、興奮しながら現金を数えた。20分後、積み重ねたお金は合計41,000ドル(約420万円)だと分かった。まず最初に彼らはこのお金を何に使おうかを考えた。

「このお金で母さんに新しい車を買ってあげられたらなあ。」とワークホヴェンは小さな抵抗を漏らす。

「母さんが今乗っている車はポンコツだし、ブランド品の新車を買って驚かせてやりたいんだ。」

他にも彼らは、奨学金の返済や世界を旅行して回ることについて話した。

しかし、そのとき、あの封筒が注目を集め、彼らの空想を止める。封筒に、ある女性の名前が書かれていることをルッソが見つけたのだ。

「私達はこれまでに、お金というものの道徳についてたくさん討論をしてきました。」と、ルッソは言った。

「そのお金がどんな人のものであっても、元の持ち主に返すべきだと、全員が同意しました。だって、そのお金はその人のものです。私達が自分で稼いで得たものではありません。」

翌日、彼らは書かれていた女性の名前を基に、電話帳から電話番号を調べて、女性に電話をかけた。

「私は、『おそらくあなたのものであろうというものを見つけました。』と言い、電話の向こうで女性は、『何を?!』と言いました」

「続けて、『あるソファを見つけたんです。』と言うと、彼女は『なんとまあ、私はそのソファに大金を入れっぱなしにしてしまっていたのよ。』と言いました。」

3人の善良な若者達は、とても嬉しそうに感謝をしているその女性にお金を届けた。

「彼女は、『私の夫が天国から見てくれていて、こうなったでしょう。』と、とても素敵なことを言っていました。」と、グアスティさんは語った。

(大紀元日本ウェブ編集部)

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