Getty Images

カリフォルニアの大学生が6500万年前の恐竜の頭蓋骨を発掘

マーセッド大学の5年生ハリソン・デュランがノースダコタ州の荒地で夏の化石採集に乗り出した。その時、生物学専門の学生や発掘の監督者は植物の化石が見つかるぐらいだろうと考えていました。

生物学専攻で、特に生態学、進化生物学に関心があるデュランは、夏の間ビーチで横になったりテレビゲームをしたりする代わりに、国を横断して「化石採集」を行っているメイビル州立大学の生物学者マイケル・キーランドの発掘作業に参加しました。キーランドは過去に興味深い恐竜の化石を発見したことはありましたが、今回はそれ以上のものを掘り出すとは思ってもいませんでした。

幸運なことに、発掘を始めてわずか1週間で6500年前のトリケラトプスの頭蓋骨を発掘したのです。

▶ 続きを読む
関連記事
抗生物質だけでなく、身近な薬も腸内細菌に影響する可能性がある――。中医学では胃腸を「土」にたとえ、体を育てる基盤と考えてきました。腸の乱れを別の角度から見直すヒントです。
むずむず脚症候群はパーキンソン病リスクと関連する一方、治療薬が発症を抑える可能性も示されました。最新研究が明かす両疾患の意外な関係と、正確な診断の重要性を解説します。
冬になると腰や膝が冷え、関節が動かしにくくなる――。中医学では、こうした不調は体の内側の冷えと関係すると考えられています。かぼちゃと小豆の「いとこ煮」は、巡りを整える養生食として親しまれてきました。
透析患者の命を脅かす心筋梗塞リスクを、魚油が大きく下げる可能性が示されました。大規模臨床試験が明らかにしたオメガ3の効果と注意点を解説する注目の研究報告です。
抜け毛や白髪は年齢だけの問題ではないかもしれません。中医学では、髪の状態は「腎のエネルギー」と深く関係すると考えられています。下半身の簡単なストレッチが、髪の健康を支えるヒントになる可能性も。