私たちは、人間であるがゆえに、自分の脳に自信を持ち、合理的で機知に富み、賢く、観察力も鋭いと思っています。合理的な脳は情報を収集し、アイデアを生み出し、先を見通したりしますが、時には自分の脳が導いたものにだまされることもあります。
人は、存在しない様式(型)を認知することがありますが、それは、その存在しないものを「見たい」と期待するからです。つまり、最終形を予測して見えないものとのギャップを埋めてしまうのです。
数字を基本的な例として見てみましょう。多くの購読者を持つ新聞や雑誌の裏ページに、言葉のパズル、数字の問題、頭の体操のようなクイズがあるのはご存じのとおりです。それらを解くには集中力が必要です。なぜなら、パズルというのは、内容を精査する前に脳が結論を予測させてしまうからです。そのようなパズルには往々にして逆らえないものです。
あなたは、問題をとばして答に行きたい人ですか? それとも、時間をかけてでも自分で解きたい人でしょうか?この並んだ数字の中に何が欠けているのか分かりますか?
この写真は1~53の数字を示しています。ヒントを差し上げましょう
- 2つの数字が欠けています。いいですか? タイマーを20秒にセットしてくださいね。
ギブアップですか?
即座にその数字を見つけて、一般大衆より賢いことを証明したあなた。頑張りました!大いに誇ってください。ご友人たちに自慢してください。解けなかった方には、お探しのものがこちら…
最初の数字は「11」
2番目の数字は「32」です。
「なーんだ」というような声が聞こえてきませんか? 思ったほど複雑ではないのです。このパズルは、人間の脳がどのように視覚(実際に目で見たもの)とのギャップを埋めるかを示す優れたサンプルです。
あなたは数字の達人ですか? 論理的問題がお好きですか? このパズルをあなたの周りの人たちと共有して楽しみましょう!
(大紀元日本ウェブ編集部)
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