中国甘粛省武威市の姜保紅・前副市長(大紀元が合成)

中国甘粛省の元美人高官に初公判、出世のため「40人と性的関係」

中国西部・甘粛省の地裁は28日、収賄の疑いで身柄拘束中の同省武威市の姜保紅・前副市長(45)に対する初公判を開いた。中国メディアによると、「美人副市長」と呼ばれた姜は今まで出世のために、40人以上の高官と不適切な性的関係を持った。

姜保紅は昨年8月10日に失脚した。中国当局は、姜が2009年5月から2018年6月まで、甘粛省社会安定維持工作領導小組の責任者、武威市招商局長、同市発展および改革委員会トップ、同市副市長などのポストを歴任した際、合計1440万元の金品を受け取ったとした。姜は28日の公判で罪を認めたという。

中国メディア「財新網」は今年1月に掲載した暴露記事で、「甘粛省政界において、姜がより高い官職を得るために、自ら高官らに性的接待を行っているとの噂は以前からあった。特に武威市では、姜と市党委員会トップの火栄貴(57)が「親密な関係」にあると取り沙汰されていた」と指摘した。

▶ 続きを読む
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。