トランプ氏、ニューメキシコ州で集会 民主党地盤

[リオランチョ(米ニューメキシコ州) 16日 ロイター] – トランプ米大統領は16日、2020年の大統領選に向けた支持者集会をニューメキシコ州リオランチョで開催し、野党民主党の地盤である同州で勝利すると宣言した。

ニューメキシコ州では2016年の大統領選で、民主党のヒラリー・クリントン候補が8%ポイントの差をつけてトランプ氏に勝利している。最後に共和党の大統領候補が同州で勝利したのは2004年と10年以上前。

トランプ氏は支持者を前に「この州を共和党の州にできると考えている。そのために私達はここにいる」と述べ、「全ての票のために選挙活動を行い、2020年に偉大なニューメキシコ州を獲得する」と宣言した。

集会でトランプ氏は、ヒスパニック系の人々の間で支持が広がっていると主張。「彼らは犯罪者が国境を越えて来ることを望んでいない。彼らは仕事を奪われることを望んでいない。その保障と壁を望んでいる」と強調した。

ニューメキシコ州は石油と天然ガス資源が豊富。トランプ氏は化石燃料業界への支持を表明する一方で、再生可能エネルギーを推進する民主党の政策を批判した。

「大統領選に立候補している民主党の主要候補者は全て、石油と天然ガスの全面的な生産停止を望んでいる。つまり、民主党は、ニューメキシコ州の経済を完全に壊滅させたいと考えている」と批判した。

関連記事
ワシントン - ジョー・バイデン大統領は5月7日、ユダヤ人に対する憎悪が「あまりにも多くの人々の心に深く根を下ろしている」と述べ、「米国と世界中で猛威を振るう反ユダヤ主義の潮流」に対抗するため、全米国民に本政権を支持するよう呼び掛けた。
地球温暖化による損害賠償を民間企業に義務付けるバーモント州の法案が、ビジネス環境を悪化させ、すでに資金繰りに窮している州民のエネルギー価格を上昇させるのではないかという懸念を呼んでいる。
「信念を貫き、モラルを守れ」、米最高裁判事がアメリカの現状に警鐘を鳴らした。外の世界は厳しい。おそらく、ここしばらくの間で最も厳しい状況でしょう。しかし、だからこそ、あなたの貢献が重要なのだとアリート判事は述べた。
5月13日、フィリピン政府はビデオを公開し、中共が疑念を持たれながらも、南シナ海におけるフィリピンの排他的経済水域内の島々や礁に土砂を投入し、埋め立て活動を行っていると批判しました。フィリピンは船を派遣し、中共の動向を監視している状況です。
5月5日に行われたパナマ大統領選で、ホセ・ラウル・ムリーノ・ロビラ(José Raúl Mulino Rovira)氏はサプライズ当選を果たしたが、これはバイデン政権に影響を与える可能性がある。 バイデンの綱領には、移民がアメリカ南部国境に侵入するのを防ぐためのダリエン地峡(2つの陸塊をつなぎ、水域に挟まれて細長い形状をした陸地)の閉鎖が含まれている。