トランプ氏から不当な圧力は受けず=ウクライナ大統領

[キエフ 25日 ロイター] – ウクライナのゼレンスキー大統領はロシア24テレビに対し、トランプ米大統領に不当な圧力を掛けられたことはないと述べた。

米国では来年の大統領選で野党・民主党の有力候補と目されるバイデン前副大統領に打撃を与えることを狙い、トランプ大統領がウクライナに圧力をかけたとされる疑惑を受け、議会下院が大統領の弾劾に向けた正式調査を開始する事態となっている。

ゼレンスキー大統領はロシア24テレビが25日に放映した番組で「私は独立国家の大統領であるため、誰も私に圧力を掛けることはでいない」と述べた。

この日に予定されているトランプ氏との会談で何か要請することはあるかとの質問に対しては、「ウクライナは若く力強い国であるため、何も要請することはない」と答えた。

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