WTO、米国の対EU報復関税を承認 航空機補助金巡る対立で
[ロンドン/ブリュッセル/ジュネーブ 2日 ロイター] – 航空機への補助金を巡る米国と欧州連合(EU)との対立を巡り、世界貿易機関(WTO)は2日、欧州航空機大手エアバス<AIR.PA>に対するEUの補助金は違法として、米国が75億ドル相当の欧州製品に輸入関税をかけることを承認した。
欧米はエアバスと米ボーイング<BA.N>に対する補助金について互いに不当と主張し、相互に関税措置を準備している。ロイターは先週、関係筋の話として、航空機補助金を巡り、WTOが米国にEUへの報復関税を認めたと報じていた。
WTOの3人の仲裁人から成る小委員会は、エアバスの超大型旅客機「A380」などに対する欧州政府の補助金により、米国は年間75億ドル相当の損害を被ったと指摘。米国側に75億ドル相当の欧州製品に対する関税を認めたが、金融サービスへの関税賦課は除外された。
関連記事
ガラパゴスからガーナ、西フィリピン海に至るまで、中国の漁船団が権力行使の手段として用いられていることは明らかだ
豪州に影響が及んだ世界的な乳児用粉ミルクの回収について、発生源が中国・武漢のバイオテクノロジー企業に特定された。
ヨハン・ヴァーデフル独外相は2日、シンガポールで、ドイツは米国と中国の間で「等距離を保っているわけではない」と表明し、米独関係が依然として重要との認識を示した
台湾・衛生福利部食品薬物管理署は3日、最新の水際検査違反リストを公表した。知名度の高い飲食チェーン2社が、それぞれ委託業者を通じて中国から輸入した食品用容器包装に不備が見つかり、蛍光増白剤の検出や溶出試験不合格などが確認された。
トランプ米大統領は、メキシコがキューバへの石油供給を停止する可能性があると述べた。供給が止まれば、エネルギー不足が続くキューバで全面的な停電に陥る恐れがある