イラクの反政府デモ、死者27人に 治安部隊が発砲

[バグダッド/ヒラ 3日 ロイター] – イラクでは3日も首都バグダッドや南部などで反政府デモ隊と治安部隊の衝突が続いた。バグダッドでは、外出禁止令を無視して行われた数千人規模のデモに治安部隊が発砲。イスラム教シーア派が主流の南部でも複数の都市で銃撃があり、この3日間の死者は27人、負傷者は600人余りとなった。

警察によると、バグダッド南方160キロのディーワーニーヤでは3日、警官2人とデモに参加していた2人が死亡。また警察や病院関係者によると、ヒラ近郊ではデモ参加者1人が撲殺された。バグダッドで3人が死亡するなどした。

デモは失業や公共サービスの不備などに抗議する目的で始まったが、要求が政権交代へとエスカレート。イラクの治安はこの数年で最悪となっている。

▶ 続きを読む
関連記事
4月20日に始まった米比合同軍事演習は、参加国が過去最多となり、日本の自衛隊も初めて正式参加。専門家は、今回の演習は、中共を封じ込める動きが世界的な流れになっていることを示すとともに、日本の関与の拡大が中共への警告になっていると指摘
韓国高官の発言が波紋を呼び、米国が対韓情報提供を一部停止。これまで日量約100ページ規模で共有していた北朝鮮に関する情報が止まり、両国の安全保障協力に影響が出ると懸念している
イラン国旗を掲げたコンテナ船「トゥスカ」が4月20日に米軍に乗り込まれ拿捕された。船内には米側が軍民両用と判断する物品が積載されている可能性があるという。同船はイランへ向かう前、中国・珠海の港湾に複数回寄港していた
米中央軍はフォード級空母がスエズ通過後に紅海へ展開、空母エイブラハム・リンカーンなどとあわせ中東に最大3隻の空母打撃群が集結する見通し。このことについて、軍事専門家はトランプ政権に中東での軍事的選択肢を拡大させる動きだと指摘
ホルムズ海峡はかつてイランの「切り札」だったが、今や最大の弱点に。輸出の大半を依存する構造が裏目に出て、封鎖は自国経済を直撃。米国の増産で抑止力は低下し、ホルムズ依存の力学は逆転しつつある