昨年9月、米メイン州で、「超」がつくほどの特別な引き寄せを持って生まれた赤ちゃんが生まれた。
なんと彼女は9月19日午前9時19分に産声をあげ、さらには身長が19インチ、体重も9パウンドと11オンス(約4キロ)と、9と1づくし。
偶然が重なり合って生まれた赤ちゃんはルーイストンにあるセントラル・メイン・メディカルセンターで生まれる。名前をマディソンとつけられたこの女の子は、前から読んでも後ろから読んでも誕生日が9月19日であることから、両親には「超ラッキーガール」と呼ばれているそう。
またセントラル・メイン・メディカルセンター側は、フェイスブックにマディソンちゃん誕生祝いのメッセージをこう綴っている。「これから先、マディソンちゃんのラッキーナンバーは何?って聞かれたら9と1だ!って即答するでしょうね」とコメントし、さらに「マディソンちゃんにはアヴァちゃんというお姉ちゃんもいます。この素敵な家族にお祝いの言葉を捧げます」と続けた。
さらにマディソンちゃんの9と1の数字の偶然はこれだけでは終わらない。実は、メイン州出身で有名なホラー小説家のスティーブン・キングも、作品の1つ「ダーク・タワー」という本の中に、19という数字を頻繁に出している。また、マディソンちゃん誕生から8日前、クリスティーナ・メロニーブラウンという赤ちゃんも、9月11日午後9時11分、9ポンド11オンスの体重で「偶然」が重なって生まれている。
また、違うラッキーナンバーを持って生まれた女の子もいる。母レイチェルさんと父ジョンテスさんの間に生まれたジェイミー・ブラウンちゃんは、セントルイスにあるセントメアリー病院で誕生。彼女の場合は、7月11日午後7時11分、7パウンドと11オンス(約3キロ)で生まれた711のラッキーガールだ。
711といえば思いつくのは大手コンビニチェーンのセブンイレブン。このニュースを見たセブンイレブン側が「100万人に1人くらいのラッキーな数字に生まれたセブンイレブンベイビーに祝福の言葉を!ジェイミー・ブラウンちゃん誕生日おめでとう。君は正真正銘 #レディーラッキーだ」とツイッターで拡散。さらにお祝いの品として、オムツを贈呈したり、「100万人に1人のセブイレブンベイビー」に敬意を称して、将来の大学資金として、7,111ドルを贈呈すると約束したという。
なんともアメリカらしい壮大な話であるが、ラッキーナンバーに生まれてきてくれたジェイミーちゃんの両親が、一番喜んだであろうことは想像がつくだろう。
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