アムネスティ、香港民主派団体の代表襲撃で早急な捜査要求

[香港 17日 ロイター] – 国際人権団体アムネスティ・インターナショナルは16日の声明で、香港の民主派団体「民間人権陣線」のジミー・シャム代表が同日襲撃されて負傷した事件について、香港当局に早急な捜査を要求した。

同氏への襲撃は6月中旬に抗議活動が激しくなってから2度目。警察の16日の発表によると、九竜半島の旺角地区で、顔を覆った黒服の5人の男がハンマーとナイフで襲撃した。香港政府報道官によると、同氏の容態は安定している。

アムネスティの東アジア責任者ジョシュア・ローゼンツワイグ氏は「当局はこの恐ろしい攻撃をただちに捜査し、活動家への攻撃は深刻な結果をもたらすとの明確なメッセージを送らなければならない」と指摘。十分な捜査が行わなければ、こうした攻撃は当局に容認されるとの恐ろしい合図になるとも述べた。

民間人権陣線は20日にも九竜半島で大規模デモを計画しているが、当局はデモの許可をまだ確認していない。

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