エスパー米国防長官がイラク訪問、米軍のシリア撤収など協議へ

[バグダッド 23日 ロイター] – エスパー米国防長官は23日、イラクの首都バグダッドに到着した。シリア北東部から撤収した米軍部隊がどれだけの期間イラクにとどまるのか問われる可能性がある。

イラク軍は22日、シリア撤収の一環としてイラクに移動した米軍部隊について、駐留する許可はなく、移動のための通過のみが可能だとした。

エスパー長官は当初は記者団に対し、シリアから撤収する米軍部隊がイラク西部に向かうと発表、過激派組織「イスラム国」(IS)との戦いを継続し「イラク防衛を助けるため」だと説明していた。しかし22日には、部隊を米国に帰還させることを目指していると述べた。

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