米、かなり大きな対中合意に署名見通し、予定前倒し=トランプ氏

[ワシントン 28日 ロイター] – トランプ米大統領は28日、中国との通商協議について、予定より早くかなり大きな合意に署名する可能性があると述べた。ただ、具体的なタイミングについては明らかにしなかった。

トランプ大統領は記者団に対し、「予定より早く、中国と極めて大きな合意に署名すると予想している。これは『第1段階』であると認識しているが、かなり大きなものになる」と述べた。

トランプ大統領は、11月にチリで開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議で署名が計画されていると述べたものの、チリの政治不安については直接言及しなかった。

第1段階の合意には農産品のほか、銀行に関する部分が含まれるとし、「予定はかなり前倒しされていると言える」と述べた。

関連記事
米国政府が世界各国のLGBT関連運動に多額の資金提供をしていたことが、エポックタイムズの調査で明らかになった。その額は過去3年間で41億ドルに上る。
最近、バルト海にある二本の重要な海底ケーブルが損壊し、ドイツ、スウェーデン、フィンランド、リトアニアの四か国が […]
米国議会は中国の最恵国待遇の取り消しを提案。AI技術競争において優位を目指す「AIマンハッタン計画」も始動。中国経済への影響が注目される
トランプ次期大統領は緊急事態宣言を準備し、不法移民の強制送還計画を発表した。計画では特に中国籍の兵役年齢の男性を優先している
米司法省は最近、IR事業をめぐり日本の政府関係者に賄賂を渡すよう指示して、中国企業のCEOを海外腐敗行為防止法違反の容疑で起訴した。