米中、通商関係が向かうべき方向を理解=クシュナー氏

[リヤド 29日 ロイター] – トランプ米大統領の娘婿であるクシュナー大統領上級顧問は29日、開始から1年4カ月余りが経過している米中貿易戦争について、両国は2国間通商関係がどの方向に向かうべきか理解に至ったとの認識を示した。

クシュナー氏はリヤドで開かれている 投資会議「フューチャー・インベストメント・イニシアチブ」のパネル討論で、ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表とムニューシン財務長官は「中国と素晴らしいディール(取引)を行った」と述べた。

その上で「トランプ大統領が正しいと考える決定を行うと人々は理解していると思う」と指摘。「最終的にわれわれが向かうべき所について、中国と理解するに至った」との認識を示した。

「第1段階」の合意に関する詳細などには触れなかった。米中首脳はチリで来月開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)に合わせ、一定の合意文書の調印を目指している。

*内容を追加しました。

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