「中国のスパイを連邦議員に」通報の男性が死亡、豪情報当局が捜査
豪メディア「ナイン(Nine)」の報道番組「60ミニッツ(60 Minutes)」は24日、中国情報当局が豪連邦議会にスパイを送り込もうとしていたと報じた。この情報を提供した中国系住民が今年3月に不審死した。情報機関当局のオーストラリア保安情報機構(ASIO)が捜査を進めているという。
報道によると、中国当局は、高級車販売店を経営する中国系オーストラリア人、ボ―・ニック・ジャオ(Bo Nike Zhao、32)氏を工作員にし、自由党の候補者として、メルボルン選挙区から連邦議会選に出馬させようとした。
ジャオ氏は、ASIOに対して、中国当局にスパイになるよう打診されたと告げた。中国情報機関当局が、中国系オーストラリア人のビジネスマン、ブライアン・チェン(Brian Chen)氏を通じて、ジャオ氏に選挙用資金100万豪ドル(約7390万円)を提供したという。
関連記事
中国共産党がSNSの偽アカウントを使い、米国社会の分断をあおっていると米上院議員が警告。法輪功や神韻芸術団を標的とした偽情報工作、米国政治への介入疑惑が浮上している。専門家は規制強化を求め、米司法省も越境弾圧への取り締まりを進める
住まいや仕事の提供、偽組織への勧誘、SNSでの支持表明……。中国共産党の秘密警察は、人々の切実な願いをどう工作に利用するのか。記事は内部資料や過去の事例を基に、小さな利益で信頼を得て、依存や支配へつなげる手口を読み解く
現在、世界にはインターネットに接続された監視カメラが約12億台ある。住宅や店舗、公共空間の安全を守るために設置 […]
FBIは、中共国家安全部傘下の上海市国家安全局の指示を受けたとされる中国人ハッカー張宇について、最大1千万ドルの懸賞情報を共有した。米大学などの新型コロナ研究データへの不正アクセスに関与したとされる
米カリフォルニア州の中国系不動産仲介業者、張婉瑩が、中国政府のために台湾の頼清徳総統の家族を監視した疑いで逮捕された。過去に中国の工作員と疑われた方芳との共通点や、インフルエンサーへの接触にも注目が集まっている